【硬式野球部】(春季リーグ戦)第1節:王者大商大を撃破で最高の船出!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

待ちに待った関西六大学野球春季リーグ戦が開幕した。昨年の春季リーグ戦では優勝争いを演じるも3位、秋季リーグ戦は、まさかの最下位に沈み苦杯をなめてきた。山本和作監督が就任して3年目、真価が問われるシーズンが開幕した。

開幕カードはリーグ4連覇中の王者大阪商業大学戦。2018年4月1日(日)~3日(火)の3日間、南港中央野球場で行われ、1回戦はタイブレークの末3-2でサヨナラ勝ち、2回戦は0-1でサヨナラ負け、勝ち点を獲得をかけた3回戦は4-3で延長サヨナラ勝ち。対戦成績2勝1敗とし、王者大阪商業大学から価値ある勝ち点を奪った。

第1節(1回戦)の結果
  大商大 010 000 100 000 00 2
  大経大 000 002 000 000 01X 3

昨季の屈辱を果たすべく初戦に挑んだ経大。昨季負けなしの強豪商大打線を初回、三者凡退に退け、好スタートをきった。しかし、2回、相手6番打者にレフト前ヒットで出塁されると、続く打者のセンターへの打球を落球し、その間に先制点を与えてしまった。1点を追う展開となった経大打線は6回、1番津田(経済学部3年生)がライトへのヒット、続く2番橋本(経営学部3年生)の犠打、さらに西郷(経済学部2年生)のライト前ヒットで一死一三塁とした。ここでキャプテン大村凌(経済学部3年生)が左中間を切り裂くタイムリーを放ち、2-1と逆転の成功した。逆転に成功した経大だったが、7回、相手先頭打者に同点ホームランを浴び、再度、試合は振り出しに戻った。我らがエース平田(人間科学部4年生)が商大の強力打線を相手にヒット6本に抑え、両者譲らず延長13回までもつれ込む大接戦となり、連盟規定によりタイブレークが行われた。(無死一二塁から攻撃開始)

先攻の商大は、きっちり犠打を決め、一死二三塁のチャンスとするも、続く打者はサードゴロ。サードの守備についていた岩切(経済学部3年生)が見事な守備でホームで補殺する。続く打者もセカンドフライに打ち取り、得点を許さなかった。こうなれば、後攻めの経大が断然優位となる。経大は、無死一二塁からの攻撃で犠打を選択せず、強硬策に。この期待に応えたのが今リーグ戦4番に座る井関(経営学部3年生)。力強く振り抜いた打球はレフトの頭上を越えるサヨナラタイムリーとなり、大熱戦に終止符を打った。エース平田はの184球完投で商大相手に念願の白星を飾った。

第1節(2回戦)の結果
  大経大 000 000 000 0
  大商大 000 000 001X 1

1回戦に勝利し、波に乗る経大の先発はリーグ戦初登板の内林(人間科学部2年生)。初回、相手2番にライト前ヒット、さらに盗塁をも許してしまう。続く3番のショートゴロが進塁打となり、初回から三塁にランナーを置くピンチを迎えてしまう。しかし、昨日の白星に続くべく気迫のこもった投球を見せ、見事続く打者をショートゴロに打ち取り、初回を無失点で切り抜けた。その後も相手上位打線から二者連続三振を奪うなどチームを勢いづける好投を見せた。一方、経大の攻撃は3回、指名打者宮川(経済学部2年生)の二塁打でチャンスを作るも、後続2人が打ち取られ、二死二塁となる。ここで、好調の津田がレフトへヒットを放ち、先制点かと思われたがホームでタッチアウトとなり、待望の先制点を挙げることができなかった。その後も両者譲らぬ攻防となり、スコワボードは0行進。2回戦も1点を争う息詰まる展開となり、延長戦での決着と思われたが、9回、相手4番に内野安打を許すと、犠打とヒットで一死一三塁のサヨナラのピンチを迎える。このピンチを凌ぎ、延長戦に持ち込みたい経大だったが、次の打者に犠飛を打たれ、サヨナラ負け。好投の内林を援護できず、悔いの残る敗戦となった。

第1節(3回戦)の結果
  大商大 000 001 000 2 3
  大経大 000 000 001 3X 4

勝ち点をかけた運命の3回戦は両者ともにヒットは出るものの得点には至らず、こう着した状態が続いた。試合が動いたのは6回、相手3番に四球を与えると、内野ゴロの間に二死三塁とされる。ここを凌ぎたい先発平田であったが、力を込めて投げた球はパスボールとなり、悔しい先制点を与えてしまった。その裏、3番西郷が内野安打を放つと、盗塁を決め、二死二塁とする。6番青木(人間科学部2年生)がライトへヒットを打ち、西郷がホームを狙うが、判定はタッチアウト。得点にはならなかった。このまま敗戦かと思われたが、最終回、室山(人間科学部2年生)が四球を選び出塁。続く代打福田(情報社会学部3年生)のバント処理を相手投手がエラーし、無死一二塁とチャンスを広げた。一死二三塁となり、1番津田が値千金のセンター前タイムリーを放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。このまま一気に試合を決めたいところであったが、後続が倒れ、3回戦も延長戦へと突入した。延長10回、相手先頭に出塁を許すも、2死までこぎつける。1回戦でも200球近く投げている平田の身体は限界をとうに超えていた。それでも気力で投げ続けていた平田であったが、相手3番に痛恨のツーランホームランを叩き込まれ1-3となり、崖っぷちに追い込まれた。追い詰められた経大だったがその裏、先頭の西郷が粘った末に四球を選ぶと続く、4番井関がレフト線へのヒットを放ち無死一三塁とする。続く打者は倒れるも、6番青木がセンターへのタイムリーヒットを放ち、1点を返し2-3とする。この1点で勢いづいた経大は9回から代打で途中出場の福田に2回目の打席が回る。1ボールからの2球目。真っ芯で捉えた打球は左中間を破る2点タイムリーとなり、劇的な逆転サヨナラ勝ち。この勝利によって対戦成績を2勝1敗とし経大は商大から勝ち点を奪い取った。

<報告・文責:硬式野球部マネージャー>

開幕戦でいきなりの王者大阪商業大学との一戦。戦前の大方の予想は大阪商業大学が勝ち点を獲ると思っていたに違いない。しかし、現実は逆である。本学が見事に王者から勝ち点を奪ったのである。この3戦の戦いを振り返ってほしい。一過性でもなく、偶然でもないことはわかるはずである。特に3回戦の戦いが今リーグの本学の姿を象徴することになるであろう。最終回の土壇場で追いつくも、勝ち越しのチャンスを逃し、その直後、戦意を喪失されられる2点本塁打を浴び2点差をつけらた。これまでであれば、1-3で敗戦していたであろう。しかし、今年の本学は後半に粘り強い戦いを見せている。これは、これまでの練習の積み重ねの賜物である。1点を返して、2-3で終わるわけでもなく、逆転して勝ち切れるようになったことは大きな成長である。しかもそれを王者大阪商業大学にやってのけたことは大いに自信にしてもらいたい。

大阪商業大学から勝ち点を奪ったことはもう過去のことである。これから続く戦いに向けて、しっかりと準備を行い、地に足をつけて、どんな状況になろうとも最後まで諦めず、戦い抜いてほしい。一戦必勝で目の前の試合を全力で戦ってもらいたい。その先にきっと待ち焦がれた歓喜の瞬間が待っている。